変化する葬儀・告別式の形式と家族葬に関して

2017年05月18日
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葬儀・告別式を執り行う上で、あらかじめ香典や供花を辞退するケースが増えているようです。人間関係の難しさを指摘する声もありますが、決してそればかりではないでしょうか。現代社会の事情を考えると、跡取りが都会に出てしまっている家が増えています。

香典や供花を戴いたとしても、返すに返せなくなってしまうことがあります。ある意味、仕方がないと言えるのではないでしょうか。それに代わって増えているのが、お別れの会ではないでしょうか。葬儀・告別式は家族や親類だけで済ませて、後日にお別れの会を開催することが増えています。

適した会場としては、大広間のあるホテルや料理店がふさわしいのではないでしょうか。故人の懐かしい話をすることで、交遊が深まって楽しい時間を過ごすことが出来るのではないでしょうか。人が亡くなることは悲しい事実ですが、終活がブームになっているように、明るく送り出してあげることも一つの方法ではないでしょうか。

かしこまった遺影は減っていて、明るく笑顔の遺影撮影をする方も増えています。お別れの会という形式ですが、故人や遺族にとっては新たな旅立ちの日と言えるのではないでしょうか。ホテルでは各種プランが出ていますし、一考する価値はあるはずです。

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